ダイエット検定1級 メタボリックシンドロームの定義
ダイエット・プロフェッショナルアドバイザー&武術講師の流龍です。
先日、新たにブログを立ち上げようと作業していたところ、
誤って当ブログ「アンチエイジングとダイエット」を消去したと勘違い。
パニックと落胆が入り混じったような、なんとも言えない気持ちになりました。
サーバー上の設定ミスが原因で、一時ブログが表示されなくなっていたのですが、
その後何とか修正し無事回復。本当に良かったです。
たまにしか行わないこの手の作業は苦手なんですよね。
それでは今回も、
ダイエット検定1級の学習内容をシェアしていきます。
17回目のテーマは検定1級のテキストより、第3章「体脂肪と肥満と疾病リスク」に入り、
設23問:”メタボリックシンドロームとは”、
設24問:”特定健診・保健指導について”です。
メタボリックシンドローム:心血管疾患(脳卒中や心筋梗塞など)を起こす前の予防概念。
内臓脂肪、コレステロール、血圧、血糖値の4つの診断数値が多重的相乗的に上昇傾向に
なると、疾患を引き起こすリスクが高まると判断し、予防の為早期対策を行う
4つの数値は、それぞれが異常値を示していない場合でも
総合的に判断することがポイントです。
1988年に世界保健機関(WHO)が「メタボリック症候群」という名称で、
その診断基準を発表し、通称「メタボ」としても知られるようになりました。
但し、その診断基準は国際的に統一された数値ではなく、様々だということです。
日本で一般的とされている基準値は以下の通りですが、
現状その数値には賛否両論があるとされています。
<内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100㎡以上相当値)>
ウエスト周囲径:男性85cm以上、女性90cm以上
これに加え、下記2項目以上に該当する場合
<脂質異常症>
トリグリセリド値:150mg/dL以上
HDLコレステロール値:40mg/dL未満
<高血圧>
最高(収縮期)血圧:130mmHg以上
最低(拡張期)血圧:85mmHg以上
<高血糖>
空腹時血糖値:110mg/dL以上
特定健診・保健指導について
2008年から始まった特定健診・保健指導では、メタボリック症候群該当者の減少を目指し、
健康保険組合等の医療保険機関が40歳以上の被保険者・被扶養者を対象に健診を行い
症候群に該当(または予備軍)と判定された人に対し、保健師や管理栄養士などに
よる保健指導を行い、心血管疾患の発症を防ぐための対策が義務付けられています。
5年後にその成果を判定し、
メタボリックシンドロームに対する予防や改善策を実施していない
と見なされた場合、その健康保険組合にはペナルティが科されます。
(国からの助成金が打ち切られる)
また、このような状況をビジネスチャンスととらえ、
様々な分野の健康産業が盛んになっています。
<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>