ダイエット検定1級 男女別体脂肪の分布と女性ホルモンの作用

ダイエット・プロフェッショナルアドバイザー&武術講師の流龍です。

(ダイエット・プロフェッショナルアドバイザーとは、

ダイエット検定1級保持者の肩書きですね)

 

先週は、連日武術の練習、講座や稽古会などで運動量の多い1週間でした。

特に土曜日は、大阪・豊中市で開催のワークショップに参加し、

2時間でしたが充実したレッスンを受けることができました。

 

ワークショップ終了時の集合写真

 

リンク先は、

ワークショップ終了後に撮影した集合写真の掲載ページで、

私、流龍も写真に小さく収まっています。

 

この日は夜から名古屋で武術の講座も行う日程でしたので、

大阪のワークショップ終了後、直ぐに新幹線で名古屋に戻りました。

思っていたより時間がなく、身体的にも厳しかったですが、

夜の講座に間に合い無事講師を務めることが出来、ほっとしました。

 

今日は水曜日ですが、まだ微かに筋肉の疲労感が残っていますね。

 

 

それでは、今回もダイエット検定1級の学習内容をシェアしていきます。

 

20回目のテーマは検定1級のテキストより、第3章「体脂肪と肥満と疾病リスク」から、

設29問:”体脂肪の分布の性差”、

設30問:”加齢と女性ホルモンの作用”についてです。

 

ダイエット検定2級テキストでは、

肥満は、体脂肪率が重要な要素であり体重だけでは判断できないということ、

 

また、疾病リスクが高いのは、

皮下脂肪の多い下半身肥満(洋なし型肥満)ではなく、

りんご型肥満と呼ばれる、内臓脂肪が過剰に蓄積されて腹囲が大きくなった

上半身肥満のタイプであることを学びました。

 

りんご型肥満(内臓脂肪型肥満)は男性に多く、その理由は

比較的筋肉量が多い男性の場合、四肢や胸、背中に筋肉の蓄積があるため

体脂肪が蓄えられるスペースが少なく、

その分腹部の内臓周辺に体脂肪が貯まりやすいということです。

 

そして女性の場合、

出産時に腹部のスペースを空けておかなければならないという理由と、

比較的に筋肉量の少ない全身の各部(背中、胸部、四肢)、

特に大腿部や臀部に脂肪細胞自体が多い傾向から、

皮下脂肪の多い下半身肥満(洋なし型)が多いということです。

 

 

次に、”加齢と女性ホルモンの作用”についてです。

 

男性に多い内臓脂肪型の肥満ですが、

女性も更年期に入ると、妊娠の可能性が低くなり

女性ホルモンの分泌も低下するので、内臓肥満になりやすくなります。

 

女性ホルモン:エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)

 

女性ホルモンは内臓脂肪を抑制する働きがあり、臀部、大腿部等下半身への

体脂肪の蓄積を活発にします。

他に、筋肉量が少なくても骨量の低下を防ぐという働きも担っています。

 

女性にとって、ダイエット時に臀部と大腿部が痩せにくいという傾向は

実は授乳期のエネルギー不足を補う際にのみ下半身の体脂肪から消費する

というメカニズムに起因しています。

 

若年期では身体の活動量が多く代謝も活発ですが、

加齢による女性ホルモンの減少、さらに代謝の低下、加えて運動量も少なくなると

体脂肪が増えていきますので、

 

普段から運動の習慣をつけるように生活習慣の改善が必要になります。

 

 

 

<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

 

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