ダイエット検定 水分補給と肥満の関係
ダイエット検定2級(JDHA主催)合格を目指して、日々勉強をしている流龍と申します。
テキストを通して学んだ内容を当ブログ、”アンチエイジングとダイエット”で
あなたとシェアしていきます。
今回のテーマは、水分と肥満の関係についてです。
「水太りを避けるために水分は控えめに摂るべきだ」
正解にも思える解釈ですが、これはもちろん誤った考え方で、
体内バランスを考えれば、むしろ水分は積極的に補給するべきです。
身体の約70%が水分で構成されていることを、あなたはご存知ですよね?
このことから推測できるように、摂取しなければ命に関わるほど、
水分は身体にとってなくてはならない要素であり、また、実際のところ、
水にカロリーはありませんので、体脂肪の増加を助長することもありません。
では水太りは何故起こるのでしょうか?
水太り、つまりむくみの原因のひとつと言われるのが、食生活における塩分の摂りすぎ
だそうです。濃い味付けに慣れてしまうと塩分過多の状態となり、またナトリウムとの
バランスを保つ働きをするカリウムが不足すると、体内に過剰な水分を保持する状態に
なってしまうことがあり、結果これがむくみの原因のひとつとなってしまうようです。
むくみは確かに体重増加を引きこします。
塩分の摂りすぎにならないよう食生活に気を使いながら、しかしもしむくみが出た
場合は、運動・入浴・マッサージが効果的とされています。
これらで血行を良くし代謝を上げるのが有効です。
このように、水太りの原因は水分の摂りすぎではなく、体内バランスの崩れです。
むしろ、水分をこまめに補給することが消化を促進し、代謝を上げ、健康面やダイエット
に効果的であり、また、水分補給は口内の免疫力アップにも繋がるということです。
(一度に大量の水を摂取すると、水中毒という危険な症状を引き起こすこともあるそうです)
ここで、ダイエットの計画を立てる上で必要となる各基準を、以下にまとめておきます。
是非参考にして下さいね。
BMI:体重÷身長÷身長
LBM:体重ー(体重×体脂肪率)
目標体重:標準体脂肪率内に仮設定して、BMIを逆算し、標準BMI内に収まる体重を割り出す
目標体重の設定に関して、詳細はこちらの記事を参照して下さい。
<標準体脂肪率>男性
30歳未満の適正値14~20%(25%以上は肥満)
30歳以上の適正値17~23%(25%以上は肥満)
<標準体脂肪率>女性
30歳未満の適正値17~24%(30%以上は肥満)
30歳以上の適正値20~27%(30%以上は肥満)
<BMIによる肥満度>
- 18.5未満 :やせ
- 18.5以上25未満 :標準
- 25以上30未満 :肥満1度
- 30以上35未満 :肥満2度
- 35以上40未満 :肥満3度
- 40以上 :肥満4度
ちなみに、アメリカ では25以上を過体重、30以上を肥満としています。
監修:永田 孝行氏(JDHA理事)
<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>