ダイエット検定1級 減量時のトラブルを防ぐ栄養素
ダイエット検定1級の対策テキストを学習し、
その内容を当ブログで公開しております。
検定受験のみならず、
健康管理の基礎知識にお役立て下さい。
12回目のテーマは、
検定1級のテキストから、第1章「ダイエットと栄養素 応用編」、
設問16&17、ダイエット時のトラブルを防ぐ栄養素についてです。
ダイエット検定2級でも学びましたが、
食事量を減らす減量を過度に行うことで、栄養不足が生じると
骨密度の低下やむくみが生じやすくなるなどの危険を招きます。
この症状は女性、とりわけ中年以降に多く見られるそうです。
骨密度の低下を防ぐのには、骨の主成分であるカルシウムに加え
骨の代謝に重要な役割を担うビタミンDの継続的な摂取が欠かせません。
次にむくみや冷え性の改善では、余分な水分の排出が必須となります。
体内のナトリウム量が多いと、水分を溜め込んだり血圧が上昇しやすくなりますが、
カリウムを補給することで余分な体水分の排出ができます。
体内の水分バランスを適正に保つためには、
細胞外液のナトリウム(塩分)濃度と細胞内液のカリウム濃度の比率を
2(ナトリウム):1(カリウム)に保つようにします。
ダイエットのトラブルを解消する栄養素および食品・食材
効果 栄養素 食材・食品
骨密度の維持 ビタミンD シイタケ・魚類
骨密度の維持 カルシウム 乳製品・小魚
余分な体水分排出 カリウム バナナ・クレソン・ジャガイモ
ダイエット中でも、やはり栄養のバランスが取れた食生活を送ることが大切です。
過度の減食やサプリメントによる栄養補給に頼りすぎるなどで、
栄養が偏ると太りやすい体質になると言います。
上記の一覧に挙げられる食材は珍しいものではなく、
毎日の食卓で普通に見られるものばかりですね。
<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>