ダイエット検定1級 内臓脂肪の悪玉構造と肥満の種類
ダイエット検定1級ホルダーで武術講師の流龍です。
この春に念願のハーレーを購入しました。
しかし、ほとんど乗れずバイクは眠りっ放し。
たまにエンジンを掛けて、少し洗車してるぐらいで・・・
せっかく車検付きなのにもったいない限りです。
購入前は
「近場のツーリングを楽しもう」とか、
「少しずつカスタムしよう」とか、
テンション高かったのですが。
それでは、ダイエット検定1級の学習内容をシェアしていきます。
18回目のテーマは検定1級のテキストより、第3章「体脂肪と肥満と疾病リスク」から、
設25問:”内臓脂肪の悪玉構造”、
設26問:”肥満の種類”についてです。
生活習慣病等の疾病を引き起こす一番の原因とされる内臓脂肪とは、
腸間膜脂肪などの内臓周辺に蓄積する脂肪組織です。
内臓脂肪の減少対策は、対メタボリックシンドロームとして、
国策となっています。
皮下脂肪と比べ、内臓脂肪は代謝(合成と分解)が活発な、
言わば”チルド室にある半冷凍状態”のような体脂肪である
ということは2級のテキストで既に学びました。
分解されやすい特徴を持つ内臓脂肪は、
活発に動けばエネルギー消費もしやすい脂肪ということ。
日頃の食事習慣と共に運動習慣を改善し、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
を防ぐ工夫が重要です。
内臓脂肪が増えるとどのようにメタボを引き起こすのか、
そのメカニズムについては、
代謝(合成から分解)によって大量の遊離脂肪酸(FFA)が
血管に流れこむことに端を発します。
①血管に流れ込んだ大量の遊離脂肪酸が次に肝臓に流れると、
肝臓のインスリン感受性が低下し、高インスリン血症を発症させます。
また、② 大量の脂肪酸が全身の血管に流れ込むと、
中性脂肪を盛んに合成し脂質異常症を発症させます。
①、②はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を引き起こします。
メタボリックシンドロームが引き起こす症状:
耐糖能異常(血糖値異常) 、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなる)、
脂質異常症(血清脂質が高い)、高血圧
メタボリックシンドロームは、
更に以下の致命的な疾患を引き起こす可能性を高めます。
糖尿病、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、脳梗塞などの動脈硬化性疾患など
次に、肥満の種類についてです。
肥満の種類は、以下の大きく2つに分類されます。
①単純性肥満:疾患が原因と特定されない、食べ過ぎや運動不足などが原因の肥満
で90%がこれにあたる。
②症候性肥満:特定の疾患(遺伝的要因、内分泌機能や視床下部の異常、薬物)
が原因となる肥満を言う。ホルモン異常で発症するクッシング症候群がこれにあたる。
国際的見地からは肥満はBMI(ボディ・マス・インデックス)値で判定され、
日本の場合25以上で肥満とされていますが、
体に脂肪が過剰に蓄積した状態という定義が、より正確であることは
既に2級テキストで学んでいます。
<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>