ダイエット検定1級 褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞
ダイエット検定1級ホルダー&武術講師の流龍です。
昨晩は定例の武術練習日でした。
大阪でのワークショップのメニューを仲間に伝え、練習しました。
学んだことを伝え、検証し復習する作業は
とても重要で大変勉強になります。
今回得ることができた成果も、しっかり講座に反映させていきます。
講座受講生の皆さんにとって、 モチベーションが喚起されるような
プログラムを提案していきたいですね。
その為にも、
自らの探究心をしっかり持ち続けていきたいと思っています。
それでは、今回もダイエット検定1級の学習内容をシェアしていきます。
21回目のテーマは検定1級のテキストより、第3章「体脂肪と肥満と疾病リスク」から、
設問31:”ダイエットを助ける(?)褐色脂肪細胞の秘密”、
コラム:”ダイエットは新たな自己発見と自信を生み出す”についてです。
設問だけでなく、コラムもダイエット検定の出題範囲とされていますので、
そのポイントを整理していきます。
脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞は蓄積型と呼ばれ、皮下や内臓周囲に蓄積されます。
これまでテキストで学んできた、一般的に”脂肪”と呼ばれ肥満の原因と
なるのがこの白色脂肪細胞で、
その特徴は、単胞性という、細胞内に一つ大型の脂肪滴を持つというもの。
一方褐色脂肪細胞は、体温保持の役目を担っていて
体熱発生エネルギーに用いられる性質を持っています。
細胞内には多数の小型脂肪滴を持つ多胞性と呼ばれています。
また褐色脂肪細胞は、その数が小児期に多く、成長に従い減少する為、
大人(成人期以降)では、腋下と肩甲骨近辺にわずかに存在するだけとなります。
赤ちゃんの体温が高いのは、
この褐色脂肪細胞が活発に働いているのが理由の一つです。
このことから、
「背中や脇を刺激するエクササイズを行うと全身の異化代謝が高まる」
効果があると言われています。
褐色脂肪細胞は、
熊などの冬眠をする哺乳類動物に多く、体温低下を防ぐため
冬眠中は褐色脂肪細胞が働き熱を産生しているそうです。
次に、コラム:
”ダイエットは新たな自己発見と自信を生み出す”です。
ダイエットカウンセラーのEICOさんは、
自身のこれまでのカウンセリング経験から
健康的で正しいダイエットは、
その人の人生に素晴らしい影響を与えると言います。
これまで一度もダイエットに成功したことのなかった50代の男性の例ですが、
指導を経て2ヶ月間週に1回30分のトレーニングの結果、
81kgから74kgの減量に成功しました。
その後この男性には、ダイエット検定のテキストを読んでもらい
正しい知識によって意識改革を行った上で、
毎日10分程度の運動を実践してもらっているそうです。
男性は、ぜんぜん苦労していないのにみるみる体重が落ちたことに驚き、
不可能だと思っていた減量を達成できたことで自信がついたと
EICOさんに感謝されています。
大事なのは自主性で、ダイエット期間中には自己と向き合い
自分の体と心についてよく考え、太りやすい生活習慣や原因を見つける。
反省ししっかり改善に取り組む。
運動から遠ざかっていたのであれば、
趣味嗜好や得意なことに合わせできる運動から始める。
ストレスを感じて食べてしまうようなメンタル面に原因がある場合は、
他の趣味でストレス発散を試みるなど。
このようにダイエットは、自身と向き合う良いきっかけになり
自己の様々な面を発見することが出来、生活習慣に改善点を見つけ、
新たに始めた事が以降の人生に大きな影響を与えることがよくあります。
そしてその期間を乗り越えダイエットに成功した人は、
強い意志と自信がつきます。
<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>