ダイエット検定 食事バランスガイドを活用する

ダイエット検定2級合格に向け、日々勉強している流龍と申します。

今回もテキスト(日本ダイエット健康協会)を通じて学びの内容を

あなたとシェアしたいと思います。

 

今回のテーマは食事バランスガイドについてです。

食事バランスガイドとは、国民に「食事の基本」を身につけてもらうという目的で

厚生労働省と農林水産省が共同で平成17年6月に策定したもので、

 

望ましい食事のとり方とそのおおよその摂取量を示すガイドになっています

 

日本古来の遊具であるコマをモチーフにしたイラストが、ユニークで分かりやすく、

特定保健指導の指導材料として活用されたり、最近では、

スーパーや社員食堂などと、幅広く利用されています。

あなたも見覚えがあるかもしれませんね。

 

コマの軸は食事に欠かせない水やお茶を表していて、

逆ピラミッド型のコマ本体にはいくつかに層が分かれていて、

上から、主食、副菜、主菜、乳製品、果物の一日に必要な摂取量を表し、

また、菓子や運動についても表しています。

 

コマは回り続け、バランスを取っていないと倒れてしまいますよね。

これに掛けて、”食事や運動などのバランスが悪いと倒れてしまう”

という意味も込めているのだそう。

 

本来ダイエットは健康になる為に行うもの。

この基本を踏まえた上で、食事バランスガイドを参考にメニューを考え

食生活の改善を目指していくということですね。

 

是非、あなたも参考にしてください。

 

続いては、カロリーの基礎知識についての話です。

 

英和辞典で調べると、カロリーとは「熱量の単位」とあります。

カロリーには2つの解釈があるのですが、

一つは食物を燃料として摂取するエネルギーの熱量であり、またもう一つは、

その燃料を体内に取り込み、カラダを動かす際燃焼させる活動エネルギーの熱量です。

 

栄養学において、食物に含まれる各栄養素のカロリー(摂取エネルギー)は、

水槽に入れた爆発燃料計と呼ばれる装置の中で各栄養素を個別に燃やして、

発生した熱による水温の上昇で決められます。

 

1kcalの定義:1リットルの水を14.5℃から15.5℃まで1℃上げる為に必要な熱量

(例)脂質の場合、1gで9kcalの熱量を持っており、燃焼させると14.5℃の水9リットルを

1℃上昇させることができる。

 

一方生理学において、消費カロリー(活動エネルギー)の場合、

人にマスクを装着した状態で運動を行い、その後呼気を分析して酸素の消費量を測定します。

 

1リットルの酸素が消費される際、4.82kcalの熱を出すとされるので、

酸素1リットルの消費には活動エネルギーが5.0kcal燃焼されるという基準になります。

 

(例)10分のランニングで10リットルの酸素が消費された場合、その人が燃焼した活動

エネルギーは、5.0kcalx10リットル=50kcalとなります。

 

最後に、kcalという単位の表記についての注意点です。

「ご飯茶碗一杯は200”カロリー”」という表現がありますが、

栄養学では、kcalをカロリーと解釈します。つまり”k”の文字にはキロという意味は

ありませんので、1キロカロリー=1,000カロリーではありません。

 

 

<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

 

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