ダイエット検定1級 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
今月開催されたダイエット検定ですが(私、流龍も受験しました)、
主催した日本ダイエット健康協会のメールマガジンによると
“過去最高人数”の記録達成だったそうです。
↑
<おそらく受験者数のことだと思いますが。>
ダイエット検定が社会に浸透してきているということですね。
これからも増えていくのでしょう。
それで次回の『第23回ダイエット検定』が2016/7/17(日)に
全国開催で決定したそうです。
ということで申し込み受け付けもすでに開始しています。
ただ3月の受験結果がまだ分からないので、
自身の申し込みはもう少し先となりそうです。
それではダイエット検定1級対策テキストを基に、学習内容を公開していきます。
9回目のテーマは、
検定1級のテキストから、第1章「ダイエットと栄養素 応用編」、
設問11、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の定義です。
脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。
飽和脂肪酸は乳製品や肉に含まれ、対して
不飽和脂肪酸は植物に含まれる一価不飽和脂肪酸と、
魚に含まれる多価不飽和脂肪酸の2種類があります。
飽和脂肪酸は常温では固体状で血管壁に付着しやすい性質があり、
これにより悪玉のLDLコレステロールを増やし、動脈硬化の要因になり得るので
摂り過ぎないように注意が必要です。
一方、不飽和脂肪酸は常温でも液体のため、体内で固まりにくく、
貯められにくいという特徴があります。
血中を流れていて消費されやすいのですね。
オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸が不飽和脂肪酸の代表として知られ、
LDLコレステロールを減らす働きがあるそうです。
ダイエットには、
飽和脂肪酸より不飽和脂肪酸を摂取する方が望ましいことが分かりますね。
で、それぞれの脂肪酸をどれだけ摂るべきかのガイドラインとして、
「第六次改訂 日本人の栄養所要量」によると
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸: 多価不飽和脂肪酸=3:4:3の比率に
近づくように摂ることを推奨しています。
但し民族による体質の違いや食文化の違いなどがあることから、
これは日本人に向けた独自ガイドラインであるということです。
<参考書籍:ダイエット検定1級テキスト(日本ダイエット健康協会)>