ダイエット検定 カロリーコントロールの基本

ダイエット検定2級合格を目指して、日々勉強中の流龍と申します。

今回もテキスト(日本ダイエット健康協会)で得た学びの成果を、

あなたとシェアしたいと思います。

テーマはカロリーコントロールの基本についてです。

 

前回記事でご紹介したように、カロリーには2つの解釈があり、

1.食事を通じて摂取するエネルギーと、

2.基礎代謝や運動などで消費するエネルギー

に分かれます。

 

但し、当然のことながら、日々食事や間食、そして運動量や体調などの変化により

体内におけるエネルギーの摂取と消費のバランスは必ずしも一致するものではなく、

むしろ、一致しないことの方が自然と捉えるべきですね。

 

ある日の食事量がいつも通りあるいはそれ以上に食べていながら、運動不足だった場合、

その日のエネルギー使用量が摂取量より少ない為、エネルギーは過多になります。

この場合、余ったエネルギーは体外に排出される場合もありますが、

体内に貯蔵されます。

この貯蔵されたエネルギーが主に体脂肪となり、この体脂肪を蓄え続けるサイクルが

続くといつしか肥満状態になり、

身体的問題すなわち健康被害を引き起こしてしまいます

 

その逆に、運動量が勝り、エネルギーの消費が摂取した分より多くなれば、

不足分のエネルギーを補う為、貯蔵されていた体脂肪を分解し消費します

 

ダイエットでは、この状態を意図的に計画して行うということ。

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを考え、

消費分を多くすることで体脂肪減少を目指します。

 

これをダイエットにおける「カロリーコントロール」と呼びます。

つまり、

「摂取する食材やメニューの熱量」と、

「基礎代謝や日常生活・スポーツなどの活動代謝により消費する熱量」の2つを

算出し、比較・コントロールしていくという手法です。

 

これを行うに当たっては、

やはり様々なカロリーを数値で細かく把握し管理していく必要がありますね。

先ず、その日の食事メニュー毎にカロリーを把握すること、

食事メニュー以外にも、間食、飲み物なども含めます。

そして、自身の基礎代謝を把握しておくこと。

加えて、行う運動のエネルギー消費量、これはスポーツだけでなく、

日常生活における生活活動代謝も考慮に入れます。

 

但し、カロリーコントロールには不確定要素が多々含まれている為、

数値上、摂取と消費のカロリーをきっちり計算しシミュレーションしても

実際の所、体内で起こっている化学反応はその通りにはならないのです。

多数ある不確定要素は以下の通りです。

 

  1. 同じカロリーでも、各栄養素によって性質・役割が違う
  2. 同じ食材でも生産環境、大きさ、密度などにより、含まれるカロリーが違う
  3. 摂取されたエネルギーが全て体内で吸収される訳ではない
  4. 体内で吸収される量は人によって違う
  5. 同じ人でも、その日の体調や季節等によって吸収量は違う
  6. 人それぞれの基礎代謝量が違う
  7. 同じ身体活動をしても、人それぞれの体格や体質によってエネルギー消費量は変わる
  8. 同じ人物の同じ身体活動でも、その日の気温などの環境によりエネルギー消費量は変わる
  9. 食べ方(食べる順番や時間)や生活習慣で、エネルギーを貯蔵する過程に変化が出る
  10. 同じカロリーでも、GI値が違う

 

以上の不確定要素10項目から、

定量的な計算は、実質ほぼ不可能であり、

あくまでもカロリーコントロールは

シミュレーションとして目安程度に留めておくことが大切なのですが、

 

ダイエットを行う上で、

各食材やメニュー、そして生活活動や運動などのカロリーデータを

しっかり学び把握しておくことが基準となり、指針を持つ為には有効であると

いうことです。

 

 

<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

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