ダイエット検定 運動時の的確な心拍数設定
ダイエット検定受験を控え、学習継続中の流龍です。
このブログ「アンチエイジングとダイエット」では、
ダイエット検定2級用のテキストから得た学びを公開しております。
今回からいよいよ最後の第8章”運動とダイエット方法論”に移り(第9章は模擬テスト)、
テーマは第35問から「ダイエットのための運動法と最大心拍数」です。
”ダイエット時にはどんなスポーツ・運動を行うべきか?”
この問いに的確な回答を持って実践できている人って、
そうそういないのではないでしょうか。
ダイエットに関わらず、リハビリ、運動不足解消、体力向上、
そしてアスリートとしてのレベルアップなど、さまざまな目的に合わせて
運動の種類や強度を変えるのが理想とされていますが、
その目安には心拍数を用います。
そして心拍数(脈拍)は、その人の体力によって変わってきますので、
年齢や目的に合わせ安全に運動を行えるよう、カルボーネン法と呼ばれる
以下の計算式を使い目標心拍数を各レベルで設定していきます。
・安静時心拍数:
起床時に横になったまま、あるいは座位で15分安静後の60秒間の脈拍数(実測値)
・最大心拍数:
(220-年齢)を1分間の脈拍数に設定する
・目標心拍数:
(最大心拍数ー安静時心拍数)X目的別レベル(%)+安静時心拍数
5段階目的別レベル
- リハビリや高齢者の体力維持 30~40%
- ダイエットや日常的な健康維持 40~50%
- 運動不足解消や体力の維持向上 50%前後
- 体力アップやスポーツスキルアップ 55~70%
- アスリートレベルの体力アップ 70~90%
一例として、目標心拍数を以下の場合で算出してみます。
40歳、安静時心拍数60(回/分)、目的別レベル:3の50%
最大心拍数:220-40(歳)=180(回/分)
目標心拍数:(180回-60回)X0.5+60(回)=120(回/分)
いかがでしょうか。
目標心拍数は、運動中持続させる数値ではなく、最も上昇する心拍数がこれ以上
上がらないよう注意を行うための目安として使います。
ただ、運動に費やす推奨時間はなく目安は、
”無理しない範囲でより長く”行うということです。
ダイエット時は、
激しいスポーツ・運動で心拍数を上げることは重要でないことが分かりました。
健康を損ねないよう目標心拍数を目安に運動を行い、
運動時間は、目標とする消費カロリーを基に計画を立てて実行すると良いのでしょうね。
是非参考にしてください!
<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>