ダイエット検定 ダイエットに有効なGI値について

ダイエット検定受験に向け学びを加速中の流龍です。

知識を詰め込むことに気をとられて、最近運動がおろそかになっています。

受験が終わる頃には、体重増量なんてことにならないようにしたいですね。

 

当ブログ「アンチエイジングとダイエット」では、ダイエット検定2級用の

テキストから得た学びを公開しております。

今回のテーマは第7章第33問から、「GI値の定義」です。

 

日本ではまだ馴染みが薄いGI値という言葉ですが、

正式にはグリセミック指数(Glycemic Index)と呼ばれ

各食品や食材において、摂取した際血糖値の上昇度合いを指数で表したものです。

この数値が高い程、ダイエットには不向きということになります。

 

欧米ではGI値を基に、食品・食材を選び

ダイエットに有効な食事療法を行うのが主流になっているといいます。

GI値が高いということは、血糖値(血中の糖分の量を表す)が急激に高くなるということ。

この場合、血糖値を抑える為インスリンの分泌が活発になります。

 

前回の記事で解説していますがインスリンの過度な分泌は体脂肪を増やす原因になる為、

これを適切な状態に管理する為にはGI値が低い食品・食材が有効ということになります。

 

前述の通り、インスリンの役割は血糖値を抑える事。

糖を抑える役割という部分にのみ着目すると、

なんだかインスリンはダイエットに有益なイメージなのですが、実は逆なのですね。

 

食品に含まれる糖分は消化管壁を通じて血管に吸収されますが、

血中の糖分が急激に増えると、

膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンの量も増えてしまいます。

そして当然のことながら、食事をすれば必然的に糖分量は増えますね。

 

ただし低GI値の健康的な食事を摂り、緩やかな血糖値の上昇になるように

管理していればインスリンの量を抑制することが可能です。

 

また同じ糖質や炭水化物でも、

血中糖分量の上昇率というのは食材によって大きく異なるのだそうです。

 

果物に含まれる果糖は以前、ブドウ糖に形態が近く早く吸収されやすく

インスリンが分泌されやすいと考えられていたそうですが、

実際はGI値が非情に低いことが分かりました 。

一方、じゃが芋はでんぷん質であり、分解・吸収に時間を要すると

考えられてきましたが、実のところGI値は非常に高いことが分かっています。

 

このように欧米ではGI値の研究が進んでいるものの、

現状国内では、各食材のGI値情報は浸透していません。

しかしダイエットには有効なので、今後は勉強の余地が大いにありますね。

 

 

<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

 

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