ダイエット検定 部分やせとマッサージ
ダイエット検定2級合格を目指して日々勉強している流龍と申します。
当検定は、日本ダイエット健康協会(JDHA)がダイエット知識のスタンダード(基準)を
普及させる目的で制定したものだそうです。
出題数は40問、筆記形式で○×問題や、穴埋め問題、専門用語等を説明する筆記問題、
またダイエットの計画を立てる上で必須となる各種値を導き出すための計算問題などが
あります。
覚えることも多く大変そうですが、実際のところ2級は基礎的な内容で、市販のテキストで
しっかりポイントを掴むことができれば、難易度はそれほど高くはないようです。
もちろんしっかり学ばないと合格はできないと思いますが。
また、テキストだけでは心もとない場合は、同協会主催の勉強会が各地で定期開催されて
いるようですので、参加すると自信がつくのではないでしょうか。
流龍はとりあえずテキストを使い倒してから受験に臨むつもりです。
学びの成果を当ブログ、「アンチエイジングとダイエット」で公開しておりますので
ダイエット検定2級を受験予定のあなたや、ダイエットの基礎を押さえておきたいあなたも
是非利用して下さい。
今回のテーマは、
運動等によって分解された体脂肪がエネルギーとなり消費されるメカニズムについてです。
食物から摂取された脂肪分は、小腸から吸収され血液に入ります。
血中では酵素の働きによって中性脂肪となり、その後脂肪細胞に蓄えられます。
貯蔵された中性脂肪は、必要に応じて再び酵素によって、今度は遊離脂肪酸とグリセロール
というものに分解され血中に流れていき、カラダの各部の細胞エネルギーとして利用されます。
体内におけるエネルギー消費方法は大きく分けて2つで、一つは無酸素系システム(酸素を必要としない)と、もう一つが有酸素系システム(酸素を必要とする)です。
前述の遊離脂肪酸をエネルギーとして消費する場合、有酸素系システムが用いられます。
有酸素運動が脂肪燃焼に効果的とされるのは、ここにゆえんがあるのですね!
また一つここで覚えておくべきことは、
一旦血中で分解されエネルギーとして消費される予定だった中性脂肪が、結局使われること
なく残る場合があるのです。その場合、中性脂肪に再合成され脂肪細胞に蓄えられるのです。
つまり、使われなかった体脂肪はまた元の部位に戻るということ…
上手くできたシステムですよね。
次に、マッサージによる脂肪燃焼効果について。
ダイエットの一つのスタイルとして、「二の腕」、「ふくらはぎ」などを謳った部分やせ
というのが主流になっているのをあなたもご存知かと思います。
しかしながら、理論的にはどんな食事療法やトレーニングを用いても、特定の脂肪だけを
優先的に燃焼させることは不可能なのだそうです。
これも以前より聞いたことがあるかもしれませんね。
しかし、マッサージを施すことによって半ば強制的に特定の体脂肪を消費させる
「部分やせ」が可能であることも分かってきています。
二の腕であれば、上腕三頭筋付近の気になる脂肪を直接刺激することで、体脂肪は
分解・消費されやすい状態になるといいます。ただ、それだけで脂肪が撃退される
訳ではなく、運動と組み合わせることによって、マッサージによって分解され血中に
ある脂肪が消費されるのです。
逆に運動しなければ、前述の通り、消費される段階にあった脂肪はまた、脂肪細胞に
格納されるのですね。メカニズムを知れば、これも納得です。
更に追加すると、マッサージと運動によって実現できた部分やせを持続させるコツとして
筋肉トレーニングを継続して行うと、該当部分に体脂肪が付きにくくなる状態にすることが
可能だそうです!やはり必要なのは筋トレなのですね。
ここだけの話、
エステやサロンなどの部分やせマッサージだけに頼るのではなく、
マッサージに加えて運動、そして筋トレはセットとして実践するべきですね。
<参考:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>