ダイエット検定 単品による減量の落とし穴

ダイエット検定2級合格を目指し、日々勉強中の流龍です。

日本ダイエット健康協会(JDHA)によって設けられた当検定2級では、

正しいダイエットの基礎をしっかり学ぶことができます。

 

私は武術をたしなむのですが、技法を体現するという作業を通して、

歳を重ねるにつれ健康やカラダづくりの大切さを痛感するようになりました。

 

今後も生涯を掛けて武術に取り組んでいくのにあたり、

健康を維持しながら、更に筋トレなど、アンチエイジングにも取り組みつづけ

ていきたいと思っているので、 ダイエットの知識も検定対策の勉強を通じて

学び取っていきたいと思っています。

 

テキストから紹介する今回のテーマは、

カラダに必要な栄養素とダイエットの関係です。

食事療法的なダイエットとして、単一の食品をメインに摂り続け効率的に痩せる

ことを提唱した様々なダイエット法がこれまで世の中に紹介されてきたと思います。

 

しかし生命の維持活動には、実に6つの栄養素が必須であると言われていて、

偏食に近いダイエットや食生活では、体調をくずすだけでなく、

ダイエット自体の効果も半減させるということです。

 

詳細を確認していきます。

先ず、三大栄養素、五大栄養素、そして六大栄養素という考え方があるという話です。

三大栄養素は、以前の記事でもご紹介済みの、糖質、脂質、たんぱく質で、これらは

カラダの活動元となるエネルギーになり、またカラダを構成する成分になります

 

それぞれの主な役割ですが、

糖質は、使用エネルギーに

脂質は、貯蔵エネルギーに

たんぱく質は、カラダを構成する成分になります

なんとなく、このあたりは想像通りという感じがします。

「疲れた時に甘いものが食べたくなる」という現象は、気がするという話ではなく

普通に当然のことのようですね。

 

これら3つの栄養素はカラダの維持に必須の要素ですが、過剰に摂ると体脂肪になって

カラダに蓄えられる性質があります。また体脂肪になりやすい順位というものがあって

1位.脂質>2位.糖質>3位.たんぱく質の順番になります。

 

そして、これら3つにビタミンとミネラルを加えると五大栄養素になります

ビタミンとミネラルは、体脂肪や三代栄養素の体内代謝活動に必須のものですが

エネルギーやカラダの構成成分にはなりません。 また、基本的に体内では合成でき

ないものとされ、食事から毎日摂ることが必要です。

不足すれば欠乏症の症状が、逆に過剰に摂れば過剰症にもなり得ます。

 

最後にこれら5つに、食物繊維を加えると六大栄養素となります

食物繊維は、近年の研究から排泄や血糖値上昇の抑制などに関わっていることが分かった

ことから、カラダに必須の栄養素とされました。但し、食物繊維は消化酵素に分解される

ことがない為、体内に取り込まれることはありません

 

食物繊維はダイエットにも重要な要素であり、更に六大栄養素はすべてが

カラダにとって不可欠となる栄養素である為、ダイエット中であるか否かに関わらず

いずれも欠けてはいけないものです。

その為、単品ダイエットや偏った食生活は体調を崩すだけでなく、

ダイエットそのものの効果やスピードを半減させてしまいます。

 

 

<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

 

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