ダイエット検定 脂肪がカラダに貯まるしくみ
ダイエット検定2級(JDHA主催)受験に向けて日々勉強中の流龍です。
テキストによる学びの成果を当ブログであなたとシェアしていきます。
健康的に減量する上で知っておくべき基礎が満載ですので、是非役立てて下さいね。
テキストは全109ページ、ダイエット全般の基礎をシンプルに学ぶことができます。
全9章で構成され第8章までで知識を得て、最終章は模擬テストとなっています。
現状未だ第3章までしか読破できていませんが、普段からあまり本に親しんでいない
当方にも結構頭に入り、分かりやすいですね。
この調子なら模擬試験を終える頃には、2級一発合格の自信も芽生えているのではと。
さて、今回から第4章に入りますがテーマは、体脂肪の基礎知識です。
脂肪と聞くと中年の私には、健康を阻む邪魔物と捉えてしまいがちですが、
実際の所そうでもないのですね。
当然のことながら、カラダになくてはならない要素です。
脂肪の形態にはいくつか種類があるようですが、脂肪と上手く付き合い?健康でいる
為にはやはりその蓄えておく量が適正であることが大切なんだとか。
脂肪は、単にあぶら(脂)とも表現できますが、動植物に含まれる栄養素のひとつ。
(英語ではfatと言う)
栄養学では、液体、固体の状態に関わらず、両方の油脂を脂肪と呼びます。
(但し、化学では常温において固体の油脂を脂肪、対し液体の場合は油=oilとなる)
カラダが脂肪を取り込むと、先ず酵素リパーゼというもので分解されます。
続いて小腸に吸収された後、血中に入り、次に肝臓を経由して貯蔵形態の中性脂肪と
使用形態の脂肪酸、更にコレステロールとリン脂質という細胞膜の材料となるもの
に分かれます。
これらの内、中性脂肪とコレステロールは、そのいずれかまたは両方が過剰になった
状態を脂質異常症と呼びます。やばい状態ですね。
中性脂肪は脂肪細胞に入り貯蔵されるのですが、その部位によって名前が異なります。
ひとつは全身の皮下に貯まる皮下脂肪、そしてもうひとつが腹部の腸管膜に貯まる
内臓脂肪です。
体脂肪というのは、体内に存在する全ての脂肪分の総称のことなんですね。
また、動物性脂肪、植物性脂肪という2つの言葉を食品の栄養素として
よく見聞きすると思いますが、名前の通りで、動物か植物のいずれに 含まれるか
で名前が名前が分かれているということです。
続いては脂肪細胞の基礎知識です。
脂肪細胞とは、細胞質内に脂肪滴を有する細胞組織のことをいうそうで、中性脂肪の
ほとんどが脂肪細胞に貯まります。
脂肪細胞は一般的に全身に600億個!あるとされています(個人差あり)。
そしてひとつ当たりの蓄えることができる脂肪の量というのは決まっていて、
すべての脂肪細胞が満杯になると、単純計算で60kgの体脂肪に達するそうです。
実は以前、脂肪細胞というのは一生の内、決まった時期限定で増加するという
風に考えられており、それは胎児期、乳児期、そして思春期とされてきました。
ところが、近年の研究によると、肥満が進むことで、成人期でも、個々の脂肪
細胞が蓄えきれなくなり、細胞分裂によっていつでも増えるということが、
分かってきたのだそうです。
また、一度増加した脂肪細胞は殆ど減少することがないといいます。
但し、適正な方法を使うことで、個々の細胞内の脂肪貯蔵量を減らすことは
十分可能で、それが(体脂肪を減らす)ダイエットという訳です。
<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエッk健康協会)>