ダイエット検定 無理な食事ダイエットによる病気
来月のダイエット検定2級&1級受験に向けて、テキストで学習中の流龍です。
本日は午後から名古屋で武術の講座を行いました。
朝から雨が降って蒸し暑かったり、春一番が吹いたりと天気が不安定な一日でしたが
講座自体は準備ができていたので、無事終了することができました。
打撃のミットワークなど楽しく実践いただけたと思います。
しかし、インフルエンザのため欠席された受講生さんがいたのが残念でしたね。
当ブログ「アンチエイジングとダイエット」では、ダイエット検定2級の
対策テキストから得た学びを公開しております。
今回のテーマは第8章第40問から「無理なダイエットが起こす弊害」です。
運動に苦手意識のある人は、
やむを得ず無理な食事制限によるダイエットに走ってしまうのかもしれません。
体力が充実している若い頃であれば、
それが危険であるという意識もあまり生まれないような気がします。
しかし、長期の栄養不足を引き起こすような減量は、体に様々な変調をきたすこと、
さらに老年期になってから致命的な病気を引き起こしてしまうということです。
骨の代謝が活発に行われる成長期において、
しっかり栄養を摂って健やかに形成されることがとても大切なのですが、
若年期に極端な食事制限をすると、
骨形成が適正に行われないだけでなく、もろい骨格のまま成長が止まってしまいます。
カルシウムを始め、マグネシウム、ビタミンDなど
骨形成に必要な栄養素が不足するためです。
この影響は当然、中・老年期にまで及び、
中高年になると、骨粗しょう症になる可能性がたかくなります。
骨粗しょう症は骨が弱くなり、密度も粗くなり骨折しやすくなる怖い病気です。
他にも、無理なダイエットによる栄養不足が続くことで以下の症状を招きます。
- 栄養不良によって、皮膚細胞の増殖や修復ができない
- 筋肉の萎縮(糖新生)と体の水分低下によって、皮膚のたるみやしわ・しみ等の原因になる。
- 体の免疫機能が低下して、感染症や肌荒れなどを招く
- 精神状態を安定させるビタミンB1が不足し、精神的に不安定になる
心身共に影響を及ぼす栄養不足にならないよう、ダイエット時には注意が必要です。
ダイエットする理由のひとつとして、
「外見を好くしたい」というのがやはり一番だと思うのですが、
上記に並ぶ症状の殆どが外見に悪影響となるものだというのは、
悲しく皮肉にも感じます。
精神不安定の原因にもなり得ると知ると本当に恐ろしいですね。
<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>