ダイエット検定 メタボを防ぐ基本概念

ダイエット検定2級合格を目指し日々勉強中です。

テキストに沿って、学んだ内容を当ブログでご紹介しています。

今回のテーマは、メタボリックシンドロームを防ぐダイエットの基本概念、

そしてBMIの活用についてです。

 

メタボリックシンドローム(メタボ):

メタボリックシンドローム(英: metabolic syndrome)とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態をいう。日本語訳は代謝症候群。WHO、アメリカ合衆国、日本ではそれぞれ診断基準が異なる。

<ウィキペディアより引用>

 

「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」

平成17年度、厚生労働省は生活習慣病予防週間の実施の際、

「よい生活習慣は気持ちがいい!」というサブタイトルとともに

上記のスローガンを掲げました。

 

健康を考えた食生活ももちろん重要なのですが、

食事を取らずに生きていくことはできません。

対して、運動はというと、健康に欠かすことのできない要素であるにも関わらず

習慣化できている人は非常に少ないということが分かっています。

(学生時代に部活等でスポーツに取り組んでいた人でも、社会人になって環境が変わる

と、いつのまにか運動から遠ざかってしまうものですよね)

 

こういった背景からスローガンでは、健康を見直す上で、あえて食事より運動を

重要視することを提案する意図で「1に運動、2に食事」という順番にしたのでした。

喫煙も、生活習慣病に大きな悪影響を及ぼす重大な一因になっていますが、

喫煙者数はマイノリティであるという理由から3番目になりました。

そして、”病気になったら薬で治せばいい”という考え方ではなく、あくまで最終手段

として捉えることを強調するという主旨から、「最後にクスリ」という標語になった

そうです。健康な生活をおくる上で、大切な要点が伝わりやすいので、心に留めて

おける素晴らしいキャッチフレーズですね。

厚生労働省は平成20年4月から、医療保険者において、40歳以上の被保険者、被扶養者

を対象とする内臓脂肪型肥満に着目した検診及び保健指導の事業実施を義務付け

引き続きこのキャッチフレーズを使用しています。

 

続いてBMIの基礎について。

BMIとはBody Mass Indexの略称です。

1㎡当たりの体重で求めた体格指数で、肥満度を表す指数として世界的に使用されています。

具体的な求め方は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割って算出します。

 

BMI=Body Mass Index=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 

(例.身長160cm、体重65kgの場合のBMIは、65÷1.6÷1.6=25)

日本では、男性で22.2、女性で21.9の時に最も疾病率が低い事が分かっています。

(大阪大学医学部が約5,000人を対象にBMIと疾病率の関係を調査した結果)

そこで、日本肥満学会が、BMIの標準値を男女共に22としました。

この標準値を基に、身長を使い理想の標準体重を求めることが可能です。

 

標準体重(kg)=身長(m)x身長(m)X22

 

ですので、身長160cmの場合の標準体重は、1.6×1.6×22=56.32となりますので

およそ56kgで、上記の人は9キロの減量をするべきとなりますね。

 

前述の通り、BMIは国際的に使用されている指数なのですが、実際のところ、

日本と欧米での判定基準値は異なります(体格等の違いの為)。

 

また、BMIはメタボリックシンドロームの判定材料に一部として使われますが、

これだけで確定診断できるわけではなく、つまり、肥満かどうかを判定することも

できません。

 

<参考書籍:ダイエット検定2級テキスト(日本ダイエット健康協会)>

 

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